
ニキビとは、顔や胸、背中などに見られる赤や黒、黄色の皮膚の炎症性疾患のことを言います。ニキビの原因は、できる場所によって異なりますが、主にホルモンバランスの乱れなどの内面的なものや、外的刺激による外面的なもの、ストレスや精神面からできやすくなっています。10代は、余分な皮脂が毛穴に詰まることが原因で起きますが、大人のニキビは古い角質の蓄積と肌の乾燥から、肌の代謝が悪くなり古い角質で毛穴をふさぎ、アクネ菌が繁殖して炎症が起こってしまうのです。その対策の共通点は、脂っこいものや甘いもの、刺激の強いものは控えることと、洗顔やその後の保湿ケアをして皮膚を清潔に保ち、寝具の汚れにも注意することです。
また自立神経の働きがくるってしまうと、皮脂の分泌量が多くなるので、睡眠を7時間位たっぷりとり、外食をさけ栄養バランスの摂れた食事をすることになります。野菜や果物を多く摂り、必要な栄養素としてビタミンとミネラルを取ると、ターンオーバーの働きを高めて、ニキビ菌の殺菌をしてくれる効果が望めます。そして、食物繊維不足も老廃物を蓄積してしまうので、便秘につながってしまい、ニキビの原因にもなってしまいます。治療法として、特に広範囲で赤く炎症を起こしている場合や早く確実に治すには、医療機関での治療を行った方が良く、その方法は抗生物質や漢方などの外用薬による治療と、ピーリングやホルモン治療、光治療、点滴などの治療方法があります。
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